藤木商店について

藤木商店について

東京の老舗米屋として、
創業以来変わらない想い

お米の消費量減少が懸念される昨今ですが、それでもやはり日本人はお米を食べることをやめないでしょう。それぐらい日本文化と稲作・米には深い繋がりがあります。

大都市 東京には数多くの飲食店や施設があり、米屋はこの街の「食」を支える一翼を担っています。農家さんが丹誠込めて育てたお米を安定的にお客様へお届けし、その橋渡し役として飲食業界を活性化させ、ひいては消費者の「食」を縁の下から支えることが私たち米屋の努めではないかと思います。

創業以来大切にしてきたこと、それは「信用」です。信用なくして私たちの仕事は成り立ちません。お得意様やお取引先様を大事にすること、仕事に対して常に誠実であること、そして、安心安全で美味しいお米を安定してお届けすることだと思います。

時代は変われど、先代から受け継いできた信念は変わることはありません。
創業100年の自信と信頼を胸に、これからの新しい時代に沿った米屋のあり方を模索し続けてまいります。

産地特選、
こだわりのお米をお届けします

藤木商店では関東甲信越や東北地方を中心とした産地のお米を取り扱っております。なかでも、岩手県北上市の限定地区から仕入れている特別栽培米の岩手ひとめぼれは弊社自慢のお米です。これは減農薬・減化学肥料でとても優しい味わいのお米です。その他にも北海道ななつぼしや新潟県佐渡コシヒカリ、定番の茨城コシヒカリなど、食味の良いブランド米を多数取り揃えております。お好みの味、価格帯、冷めても美味しくお弁当に合うお米、中華料理に合う粘りの少ないお米など、お客様のニーズに合ったお米をご提案いたします。

2020年2月より新たにサタケのバーチミルという精米機を導入し、以前よりも精米の精度が上がりました。精米時のぬか切れが抜群に良くなり、実際に炊いたご飯はのどごしが滑らかになり甘みが増しました。大量精米でしか出せない藤木商店ならではのお米の味を、ぜひ一度お試しください。

安心、安全への
取り組み

弊社精米工場では商品に異物の混入がないよう、精米工程において各所に異物除去装置を設置しております。まず、玄米から石を取り除く「石抜き機」を通し、精米機へと送ります。精米後「シフタ」という精選機で砕けた細粒や小ぬか、異物を取り除き、その後、高性能CCDカメラを搭載した最新鋭の「色彩選別機」により、着色粒やガラスなどの異物を除去します。白米のパッキング前に「ぬか玉取り機」を通し、再度ぬか玉の混入を防止します。そして、パッキング後には金属検知機のついたベルトコンベアを通し、金属類の混入を防止します。

保管においては、玄米・精米後の商品共にエアコン完備の倉庫において低温にて保管しております。これによりコクゾウやタバコシバンムシなど米特有の害虫の発生を抑制することができます。
また、害虫の発生しやすい4〜10月には月1回、専門業者による工場施設全体の消毒を実施しております。

食のパートナーを
目指して

私たちはお米の専門店として、おいしいお米をご提供させて頂くのはもちろん、和食・洋食・中華など、様々な業態に合わせた最適なお米のご提供に努めております。

また、お米の炊き方や水加減のご案内等、お米に関する様々なご相談を長年による知識や経験でお伝えし、お客様との信頼関係を築いてまいります。

私たちはこれからもお客様の頼れるパートナーになることを目指します。

藤木商店の歩み

大正
大正6年
東京都渋谷区大和田町に米穀販売業として「常陸屋」を開業
昭和
昭和16年
食糧公団になり「道玄坂配給所」となる
昭和27年
食糧公団から民営にうつり有限会社「藤木商店」を創設
昭和35年
区画整理により東京都渋谷区大和田町28番地に移転、その後、住居表示変更により
東京都渋谷区道玄坂1-5-5となる
昭和53年
精米設備に本機サタケミンパスを導入
昭和60年2月
本社増築用地買収
昭和60年4月
本社拡張
昭和62年3月
池尻精米工場新築(地上3階、地下1階 延べ面積264㎡)
昭和62年7月
本社ビル着工
昭和63年
本社ビル完成(地上8階、地下1階 延べ面積1070㎡)
平成
平成元年
関連会社 有限会社藤木ビル管理設立
平成3年
真鶴社員保養所開設 
平成4年
渋谷東急プラザに直営店を開店
平成6年
精米設備を本機クボタKVJ-90(90馬力)色彩選別機をアンザイ90chに変更する
平成8年
本社を世田谷区代沢1-27-3に移転
平成9年
オートパッカー チューブジャスパーミニを導入
平成11年
ガラス選別機 クボタKVJ-40を導入
平成12年
熱海社員保養所開設
平成13年
金属検出機 日新ND-800を導入
平成14年
白米精選機 モーリーVS-90を導入
平成17年2月
精米設備を本機 山本YMP-60(75馬力)に変更する
平成17年9月
本社を世田谷区三宿2-19-14 イケガミビル2階に移転
平成18年
糠玉取機 のむらBBS601とおせんぼうを導入
平成23年
高精度光選別機 サタケピカ選GRANDを導入
平成24年
計量一体型包装機NOMURA ジャスティーンを導入
令和
令和2年2月
精米設備を本機サタケバーチミル(VTC025B) シフタを山本SF-301に変更する